3-3. ファイルサーバに接続する

ファイルサーバには、インターン中に使用するドキュメントが保存されています。作成した公開鍵・秘密鍵を使って、ファイルサーバにアクセスしてみましょう。

Windows ユーザの場合

Windowsユーザは、WinSCPを使用してファイルサーバに接続します。 WinSCPで公開鍵・秘密鍵を利用するには、専用の鍵ファイルを作成する必要があります。初回の接続時だけ、以下の作業を行ってください。

WinSCPをインストールしたフォルダの下にある、Puttyフォルダを開きます。

※通常は、C:\Program Files(x86)\WinSCP\PuTTY もしくはC:\Program Files\WinSCP\PuTTY

フォルダ内にあるputtygen.exe をダブルクリックで起動します。

Load ボタンをクリックします

「3-1.鍵の作成」で作成した秘密鍵（id_rsa)を選択し、開くをクリックします

鍵のロードに成功した旨を知らせるダイアログが表示されるので、OKボタンをクリックします。

WinSCP用秘密鍵を作ります。Save private keyボタンをクリックします。

パスフレーズなしで鍵を作っても良いか、と聞かれるので「はい」をクリックします

保存先を聞かれるので、他の鍵ファイルと同じフォルダに、「id_rsa.ppk」というファイル名で保存します。

以上でWinSCP用の鍵ファイルの作成は完了です。

WinSCPを起動します。

以下のように入力して、「設定」ボタンをクリックします。

環境 -> ディレクトリを選択して、以下のように入力します。

項目	設定値
リモートディレクトリ	/home/developer
ローカルディレクトリ	サーバ上にあるファイルを、ローカルPCにダウンロードする際のダウンロード先です。デフォルトではDocumentsフォルダになっていますが、インターン用にフォルダを作り、そこを指定しておくと良いでしょう

続いて、SSH -> 認証を選択して、以下のように入力します。

項目	設定値
秘密鍵	先ほど作成したWinSCP用秘密鍵(id_rsa.ppk)を指定する

入力が終わったら、「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

毎回接続設定しなくても済むように、ブックマークに登録しておきましょう。「保存」ボタンをクリックします。

以下のように入力して「OK」をクリックします。

項目	設定値
セッションの保存名	ナカムラ情報ファイルサーバ

以下のように保存した設定が表示されるので、「ナカムラ情報ファイルサーバ」を選択して、「ログイン」をクリックします。

初回の接続時だけ、サーバの正当性を確認するダイアログが表示されるので、「はい」をクリックします（２回目以降は表示されません）。

接続に成功すると、以下のようにファイルサーバの内容が表示されます。右がファイルサーバ上のフォルダで、左が、ご自身のPCのフォルダです。右から左にファイルやフォルダをドラッグ＆ドロップすると、ファイルをダウンロードできます。

Cyberduckを起動します。

新規接続をクリックします。

以下のように入力して「接続」ボタンをクリックします。

項目	設定値
接続の種類	SFTP(SSHによる暗号化FTP)
サーバ	tk2-213-16318.vs.sakura.ne.jp
ポート	10022
ユーザ名	メールで連絡されたユーザID
パスワード	空欄のまま
Anonymousログイン	チェックしない
キーチェーンに追加する	チェックしない
パス	/home/developer
公開鍵認証を使用する	チェックを入れ、作成した秘密鍵ファイル(id_rsa)のパスを指定する

以下のように「商蔵」フォルダが表示されれば、サーバへの接続成功です。今見えてるフォルダは、ファイルサーバに置いてあるフォルダです。

毎回接続設定しなくても済むように、ブックマークに登録しておきましょう。アクションボタン->新規ブックマークをクリックします

以下のように入力します。入力したら、閉じるボタンをクリックします。

項目	設定値
ニックネーム	ナカムラ情報ファイルサーバ
ダウンロード先のパス	サーバ上にあるファイルを、ローカルPCにダウンロードする際のダウンロード先です。デフォルトではMac標準のダウンロードフォルダになっていますが、インターン用にフォルダを作り、そこを指定しておくと良いでしょう

以降は、ブックマークをダブルクリックするだけで、ファイルサーバにアクセスできるようになります。